日本国政府は、人間開発、社会開発に関連したMDGs後の世界的な潮流を作り出し、国際平和と開発に貢献すべく様々な取組みを行っている。当社はJICA人間開発部にインハウスコンサルタントを送り出し、保健システム強化、NCDs(非感染性疾患)、UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)に関連する国際潮流や国際機関の動きについての情報収集と分析、さらに当該分野における過去・現在のJICA事業の分析などを行っている。また、これらの分析に基づいた、国際会議や学会発表用資料、他の国際機関等外部機関との協議用資料、外部向け広報資料、JICA内部関係者用の報告書等の書類作成支援に従事している。特に、MDGs(ミレニアム開発目標)からSDGs(持続可能な開発目標)への移行期に国際保健業界において注目度の増した非感染性疾患について、関連案件形成・実施の際の判断材料となる基礎情報をJICA事業関係者に提供するための「執務参考資料」を執筆、編纂する作業に年度を通じて取り組んでいる。