JICAの基礎教育分野の協力戦略である、「コミュニティ協働型教育改善クラスター」(みんなの学校アプローチ)は、2004年からサブサハラアフリカを中心に11カ国で事業が展開されています。しかしながら、行政の脆弱性や予算的制約から、十分に教育サービスを提供できず、JICA単独で全てのニーズに応えるのは難しい状況です。そのため、他パートナーや途上国教育関係者と協力し、同アプローチの普及・主流化を進めることが重要とされています。
本業務では、みんな学校アプローチを横断的に分析し、同アプローチの成果や課題を整理し、アプローチの導入・普及に必要なノウハウの形式知化、他パートナーとの連携に資する各種資料の作成、アプローチ推進の担い手となる人材育成や経験共有セミナー等の実施支援を行い、コミュニティ協働型教育改善クラスターの効果的・効率的な推進を図ります。