プロジェクト紹介/現場レポート

  • 保健医療
  • 2024年01月 ~2025年02月
  • 調査業務
【全世界】
病原体ゲノムサーベイランスのための感染症対策拠点ネットワーク強化にかかる情報収集・確認調査

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行への対応として、各国において病原体ゲノムサーベイランス(ウイルス変異株の同定や感染ルートの特定)の実施を支援する体制の強化が進められています。特に、病原体ゲノム解析を各国の感染症サーベイランス体制に統合し継続的に実施する体制や、解析したデータの精度管理、迅速な共有及び利活用の促進が必要とされています。

 

そのような背景を踏まえ、この調査では、東南アジアやアフリカ地域5カ国を対象に、病原体ゲノムサーベイランスにおける検体収集、検査、分析、報告、データ利活用の現状及び地域的な取り組みに関する情報を収集し、今後の新興・再興感染症の流行に備え、同分野でJICAが果たし得る役割や地域横断的な支援活動を検討します。

 

また、ガーナとインドネシアにおいては現地調査を行い、より精度の高い情報収集とエビデンスに基づくデータ分析を行います。

 

弊社は、本業務に対し3名の職員を配置し、また、北海道大学研究者の協力を得て、専門性の高い病原体ゲノム解析・ゲノム情報の分析を目指します。

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